ベトナムでは旧暦の3月になると、誰もがベトナムの建国の祖フン(雄)王を偲ぶ祭りについて思い出します。フン王を偲ぶ祭りは毎年旧暦の3月10日に行われていますが、今年は4月19日にあたります。
カーチューの歴史はあまりはっきりとは解明されていませんが、15世紀の碑文(ひぶん)と黎朝時代の文献によりますと、11世紀頃に発生したとされています。
今月3日、ベトナムの伝統的民謡「ハットサム(Hat xam)」の歌い手の第1人者であり、ハットサムの20世紀の最後の芸人とも言えるハー・ティ・カウ(Ha Thi Cau)さんが北部ニンビン省にある自宅で92年の生涯を閉じました。
ベトナムで、竹飯は主に森林が多い山岳地帯の住民にとって馴染み深い料理です。
日本では旧暦の1月を睦月(むつき)と呼びますね。その意味は「親族一同が集って宴(うたげ)をする」というようですが、ベトナムでは、昔、「睦月は遊びと宴の月」という諺もありますね。
この祭りは、男女が交互に歌い合うベトナム伝統民謡「クアンホ/Quan Ho」を鑑賞できることで有名です。
北西部の住民の大多数は少数民族ですから、今も昔ながらの暮らしを営んでいます。昔から、この地方に住んでいる人々は耕作地が少ないため、長い年月をかけて何百段もある見事な棚田を作り上げてきました。
特に多くのベトナム人は旧暦の1月15日、日本で言うと小正月、またのなは上元節にお寺に行くのは非常に重要な意義があることを信じられているようです。
この村はベトナムの建国の祖フン王廟があるフート省にあるため、同省にある他の村々と同じように、多くの伝統的文化が保存されています。
旧暦12月15日から、ハンルオック通りで花市場が開かれます。これは古くから伝わる花市場であり、テトを前にして、ハノイの人々にとって欠かせない文化的なイベントになっています。
ベトナム文化スポーツ観光省所属文化遺産局の集計によりますと、2012年12月7日現在、ベトナムでは世界遺産として認定されたのは17件があります。
首都ハノイ北方からおよそ200キロ離れた所にあるバクカン省はベトナムの他の地方と比べると、困難な状態にありますが、山と森林に囲まれた豊かな自然が残っています。
ハノイの文廟は1070年に建立されました。その後、1076年には国内初の大学となる国子監が敷地内におかれ、王族・貴族の子弟や官僚が学んでいましたが、これにより、学問にご利益(りやく)のある場所として、観光客だけでなく多くのベトナム人が訪れています。
今日は寒いハノイから東洋的な教会であるファッジェム教会についてご紹介します。
ベトナムの伝統的芸術である水上人形劇が生まれたのは、ベトナム北部にあるホン河デルタ地帯の水田で、1010年頃か、それ以前といわれています
先頃、ユネスコが「ベトナム北部フート省のフン王を偲ぶ信仰」を人類の世界無形 文化遺産として正式に認定しました
多分、リスナーの皆さんにとって、クチとコトと書く口琴はあまり馴染みがない楽器ですが、口琴を実際に見たことがないリスナーに言葉で説明するとすれば口琴とかジューズハープとか呼ばれている楽器です。
先頃、ハノイで、「ホン川デルタ地域の文化を探検する」と題する「ベトナムの文化遺産の日」というイベントが開催され、ホン川デルタ地域の文化の価値を国内外の人々にピーアールする良い機会となりそうです。
今日のこの時間は、ベトナムのビールについてご紹介します。
ターイ族の言葉ではテンは天地の「天」という意味ですから、テンを歌う人は村人を代表して、神様に豊作と幸福、豊かな生活を祈る人のことをいいます