先ごろ、ベトナムの封建時代の最後の王朝であるグェン王朝の行政文書がユネスコのアジア太平洋地域の記憶遺産として認定されました。
ベトナムでは昔から、ベトナム人の精神的生活にゾン神様は外国侵略者に反対するベトナム人の頑強不屈精神のシンボルとされてきました。
現在、中部古都フエでは凧揚げはこの地の独特な文化の一つとして発展してきました。また、凧作りは伝統的な職業になっています。
ベトナム語で、ドンは琴、カは歌う、タイトゥは優れた芸術家で、そして、ドンカタイトゥとは琴を弾きながら歌を歌う芸人です。
ディエンビェン省に足を運ぶ観光客はA1丘、ムオンタイン野原などディエンビェンフー作戦にかかわる戦跡を見学する他、ディエンビェンフー勝利博物館は必見の場です。
カーは歌ですから、カーフエはフェの伝統的民謡と宮廷音楽の結合により作られました。カーフエの詩的なメロディーは地元の人々の穏やかな性格を示し、人々の心に入りやすいものです。
ベトナムでの身体障害となったのは戦争、労働災難、交通事故などが主な原因です。身体障害者の生活を支援するため、近年、ベトナム政府は多くの優遇政策をとっておりますが、特に、2010年ベトナム国会は身体障害者法を採択しました。
ベトナム南部には古典芸能のカイルオン(Cai Luong)はベトナム版オペラのようなものがあります。子供を含めた若い世代にもこの伝統芸能の面白さを理解してもらうため、カイルオンの芸人は創意工夫をしなければなりません
この展示会には昔の市場、今日の市場、都市の市場、郊外の市場などの特徴が映像、音声、品々などを通じて再現されています。
竹虫、いなご( chau chau)、 くも( nhen)、コオロギ( de men)、クロアリ( kien den) 、カメムシ( bo xit)、サソリ( bo cap)などの昆虫を見るだけで、怖れる人もいますが、最近、ハノイにはこれらの小さい身の回りの昆虫を食材として、美味しい料理に仕上げているレストランが多くあります。
今年、ベトナムはディン・ビェン・フー作戦勝利60周年を記念するため、様々な活動が行われますが、その記念活動の幕開けとして、ディンビェン省で、「バンの花祭り」が開かれます。
先頃、ハノイで、文化スポーツ観光省所属文化遺産局は、ハノイ市郊外にあるドゥオンラム村( Duong Lam) の旧家の保存プロジェクトにユネスコの文化遺産保存賞2013を授与する式典を行いました。
ベトナム南部ビンディン省( Binh Dinh) は伝統的武術で知られていますが、人がマス目に立つ「人間将棋」も幅広く普及しています。毎年春に行われる祭りでは、この人間将棋が欠かせないものとなっています。
ベトナム北部紅河デルタにあるタイビン省は人口が多く、面積が狭い省ですが、たくさんの伝統的文化が保存されています。
昔から、北西部の人々にとって、馬は単なる動物というだけでなく、友達的存在です。
ベトナムでは年間およそ8000もの祭りが開催されますが、その多くは春に行われるからです。全国各地にはそれぞれ地元の祭りがあります。
ベトナムには54の民族が共存しています。それぞれの民族は独自の伝統文化を持っています。北部山岳地帯に住むティ族も例外ではありません。
南部メコンデルタ地域は肥沃な土壌に恵まれ、様々な熱帯の果物と米の最大産地として知られています。そこはキン族の他、少数民族のクメール族、ホア族、チャム族の居住地でもあります。
後10日ほどで、ベトナムの旧正月テトがやってきますが、北部山岳地帯にあるハザン省メオバック県の村々はそれぞれの民族の春祭りを楽しんでいます。
2013年の文化面での最も際立った出来事は12月5日、アゼルバイジャンで行われたユネスコ国連教育科学機関の会合でベトナム南部の民謡「ドン・カ・タイ・トゥ」が世界無形文化遺産として認定されたということです。