ベトナム南部ビンディン省( Binh Dinh) は伝統的武術で知られていますが、人がマス目に立つ「人間将棋」も幅広く普及しています。毎年春に行われる祭りでは、この人間将棋が欠かせないものとなっています。
ベトナム北部紅河デルタにあるタイビン省は人口が多く、面積が狭い省ですが、たくさんの伝統的文化が保存されています。
昔から、北西部の人々にとって、馬は単なる動物というだけでなく、友達的存在です。
ベトナムでは年間およそ8000もの祭りが開催されますが、その多くは春に行われるからです。全国各地にはそれぞれ地元の祭りがあります。
ベトナムには54の民族が共存しています。それぞれの民族は独自の伝統文化を持っています。北部山岳地帯に住むティ族も例外ではありません。
南部メコンデルタ地域は肥沃な土壌に恵まれ、様々な熱帯の果物と米の最大産地として知られています。そこはキン族の他、少数民族のクメール族、ホア族、チャム族の居住地でもあります。
後10日ほどで、ベトナムの旧正月テトがやってきますが、北部山岳地帯にあるハザン省メオバック県の村々はそれぞれの民族の春祭りを楽しんでいます。
2013年の文化面での最も際立った出来事は12月5日、アゼルバイジャンで行われたユネスコ国連教育科学機関の会合でベトナム南部の民謡「ドン・カ・タイ・トゥ」が世界無形文化遺産として認定されたということです。
フォンニャケバン国立公園はベトナム中部クアンビン省にあり、ラオス国境に近いところです。この国立公園は、2003年に世界自然遺産に登録されました。
サルサは中南米、アフリカ、カリブ海の島々そしてアメリカにルーツを持つ世界的に人気のあるダンスですが、近年、ベトナムでこのダンスを愛好する若者が増えています
お茶は友人とあるいは知らない人々との出会いの時に、よく出される飲物です。そんな店に行くとお客さんはお茶を味わうだけでなく、リラックスした一時を過ごすことができます。
国連は毎年の12月5日を国際ボランティアデーとしましたが、これはボランティア活動で立派な業績をあげた個人と団体を顕彰しています。
ホイアンはベトナム中部クァンアム省にある古い港町で、ベトナム地図の真ん中あたりにありますね。この旧市街はユネスコ国連教育科学文化機関により、世界遺産として認定されました。
ベトナムの文化遺産には村のおきてである郷約(きょうやく)が貴重な価値を持ち、それぞれの村には独自のおきてが制定されています。
アメリカのワシントン郊外に在住しているベトナム人で「庭の市場」という所に立ち寄ったことがない人はいないでしょう。これはアメリカで、空芯菜、モロヘイヤ、香菜などベトナムの野菜を買える唯一の所ですから。
ベトナムのドンタイン( Dong Thanh) のセラドングリーンと呼ばれるベトナムの青磁が李王朝時代(11世紀~13世紀)に栄えたものの一時は消滅した時もありましたが、グェン・ベット( Nguyen Viet) という職人の努力により復活されました。
この4年、中部クァンナム( Quang Nam) 省タンヒェプ( Tan Hiep) 村にある小島ク・ラオ・チャム( Cu Lao Cham) は島の環境汚染の削減に力を入れて取り組んでいます。
先頃、インドに本部を置くアジア記録組織はベトナムのタンロン水上人形劇団が「一年365日、水上人形劇を上演しているアジアで唯一の劇団」という記録突破を認定しました。
先頃、北部クァンニン省で第18回ベトナム映画祭が開かれました。今年の映画祭は優秀な映画や映画制作者などを表彰するだけでなく、映画部門に携わっている人々はこの60年間のベトナム映画の発展の道のりを振り返るチャンスとなりました。
20世紀の初頭に、路面電車はハノイの町の馴染み深い存在でした。この展示会を訪れると見物客は昔のハノイで本物の路面電車を見ているような感じになります。幅13メートル、高さ3メートルもの31点の3D写真はハノイの昔の路面電車のシステムを再現しました。