今年1月に外交関係を断絶したペルシャ湾岸の二大国であるイランとサウジアラビアの関係が緊張の度を増しています。収束のめどが立たないシリア内戦への対処、過激派組織(IS)「イスラム国」の掃討、原油相場の乱高下など難題山積ですが、それに加え、イスラム教徒がサウジアラビアの聖地メッカを訪れる毎年恒例の「大巡礼(ハッジ)」をめぐり、イラン政府は今年、同国民の参加を禁止するとの方針を示したのです。
9日、北部クアンニン省ハロン市で、DOC=海上行動宣言の履行に関する第12回ASEAN=東南アジア諸国連合と中国の高官級会議が開催されます。
シンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)は、今年もベトナム東部海域(南シナ海)への強引な進出を続ける中国の異質性が際立ちました。各国の代表は、中国がこの海域で進めている軍事拠点化を一斉反発する姿勢を明らかにしました。
先頃、シンガポールで行われた第15回アジア安全保障会議(シャングリラ対話)が3日間の日程を終え、閉幕しました。地域の安全保障分野で多くの試練が浮上し、各 国間の信頼感が低下してきた背景の中で行なわれた対話です。ベトナムは様々な意見を提出し、地域共通の平和構築に関する各国の責任と利益を訴えました。
今からちょうど105年前、つまり、1911年6月5日、ホーチミン主席は、救国の道を求めて、当時のサイゴン(現ホーチミン市)を流れるサイゴン川のニャーロン港を出航しました。その時、ホーチミン主席は、フランスの支配下にあったベトナムに独立を取り戻すという決意を持って国外へ出発したのです。その30年後、ホーチミン主席はベトナムを明るい未来に導く道のりを持ち帰りました。
5月29日、国際医療援助団体MSF=国境なき医師団と国連はリビアからイタリアへ向かう難民ボートがこの1週間で相次いで転覆し、少なくとも約700人が死亡した可能性があると明らかにしました。これは、移民・難民問題で世界に警鐘を鳴らすものと見られています。
既にお伝えしましたように、去る5月22日に、第14期国会と2016~2021年期の各レベルの人民評議会議員選挙が行われました。
三重県志摩市の賢島(かしこじま)で、行われたG7サミット=主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」は27日、「G7伊勢志摩首脳宣言」を発表しました。
既にお伝えしましたようにフック首相は26日から28日にかけて日本訪問を行い、G7=主要国首脳会議のアウトリーチ会合に出席しました。 この訪問で収めた成果はベトナムは全ての国々との関係の強化、発展や国際社会において責任ある一員になれるよう努力するとの一貫した立場を示すものです。
さる5月15日、ベトナム共産党政治局は『ホーチミン主席の思想、道徳、人格を見習う運動の促進』に関する指示5号を発布しました。
既にお伝えしましたように、25日午後、アメリカのオバマ大統領はホーチミン市を発ち、23日からのベトナム公式訪問を成功裏に終えました。この訪問は、政治、経済、国防・安全保障、教育などあらゆる分野で両国関係の新しい発展段階を切り開きました 。
既にお伝えしましたように、今月26日から28日にかけて、ベトナムのグェン・スアン・フック首相は日本を訪問し、三重県志摩市賢島(しましかしこじま)で開催するG7主要国首脳会議に合わせたアウトリーチ会合に出席します。G7以外の7カ国の1カ国として、伊勢志摩サミットに招かれたベトナムは、グローバル問題に積極的に参加している国であると見なされています。
ベトナムを訪問中のアメリカのオバマ大統領は23日、1975年のベトナム戦争終結後から続いたベトナムに対する武器禁輸措置を全面的に解除することを明らかにしました。これは、かつて敵同士であった両国の関係を完全に正常化させるために必要な措置と評されています。
既にお伝えしていますようにアメリカのオバマ大統領は23日から25日にかけてベトナムを公式訪問中です。1995年の両国の関係正常化以来、これはオバマ大統領によるベトナム初訪問、また、アメリカ大統領によるベトナム訪問としては3回目となっています。
22日、ベトナム全土で、第14期国会議員、及び、2016~2021年期における各レベルの人民評議会議員を選出するための投票が行われています。これはベトナムの政治面における重要な出来事です。
来る22日、ベトナム全土で、第14期国会議員、及び、2016~2021年期における各レベルの人民評議会議員を選出するための投票が行われます。現時点で、この選挙の準備作業は63の省や市で完了しました。
この5年間、政治局の3号指示の実施は経済社会発展、国防安全保障、外交関係拡大、党建設、政治体制完備などに積極的に寄与してきました。同時に、政治思想の衰退状況の防止対策に役立っていると評価されています。
先ごろ来、ベトナム中部の沿岸部で魚が大量死する事案が相次いでいます。ハティン省にある製鉄所からの工場排水が原因との見方が出ており、ハノイとホーチミン市では、住民が集まり、抗議の声を上げました。
(NATO)北大西洋条約機構のミサイル防衛システムの一環として、アメリカ軍が12日にルーマニアで迎撃ミサイルの運用を開始しました。13日にはポーランドでも同タイプの迎撃ミサイル施設の建設に着手しました。この動きはロシアの強い反発を受けており、ヨーロッパの平和と安定に悪影響を与えるとみられています。
16日、グエン・スアン・フック首相率いるベトナム代表団はロシア公式訪問とASEAN・ロシア対話関係樹立20周年を記念する首脳会議に臨みまし た。この訪問はベトナム・ロシア、及びASEAN・ロシア関係を重視して、二国間と多国間協力体制を高く評価することを示すものです。