6月30日夜、ハノイで、ベトナム美術協会の主催により、「東部海域に向かう」という風刺画の展示会が開幕し、中国側がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを不法に設置したことに関する35点の風刺画を紹介しています。
先ごろ、中国は、縦長の地図を発行したことで、ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海の拡張意欲をさらに示しました。
29日と30日の両日、党中央宣伝教育委員会はホーチミン共産青年同盟中央委員会と連携して、青年同盟幹部を対象に、国の海と島の主権に関する知識習得コースを行い、各地方の青年同盟員会の代表、ハノイにある各大学の青年団の幹部合わせて500人が参加しました。
「大漁を祈る儀式」はダナン市の漁民の最大規模の伝統的文化活動です。
29日、グエン・クアン科学技術大臣はテレビ出演し、農業への近代的科学技術の導入について説明しました。
この機に、ヤロスラフ在留ベトナム人は「ベトナムの海と島のための基金」に2000ドルを寄付しました。また、ヤロスラフに留学しているベトナム人留学生は中国側に書簡を送り、石油リグを直ちに撤去し、護衛艦を撤退するよう要請しました。
先ごろ、アルゼンチンの情報通信企業エクイリブリアムグローバル社は国際問題に関する番組を放送し、その中で、「中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを不法に設置したことは東南アジア地域と世界の平和を脅かしている」と批判しました。
6月28日の「ベトナム家庭の日」にあたり、28日夜、ハノイ郊外にあるベトナム各民族文化村で、文化スポーツ観光省の主催により、「全ベトナム国民と国の建設防衛事業」という大規模な文芸公演が開かれ、
「ベトナムに対する中国側の挑発行為は国連憲章や、1982年国連海洋法条約、2002年のDOC=海上行動宣言、海上問題解決に関する両国間の合意に違反している」と非難しました。
28日、派の以降が言いある「ベトナム各民族の文化・観光村」で、文化スポーツ観光省が提唱する「国家主権を確認するための署名運動」の開始式が行われ、青年や、観光客多数が参加しました。
28日、ホーチミン市で、同市労働組合連盟の主催による「チュオンサとホアンサの両群島のため」という募金運動が行われ、同市の労働者、労働組合員、市民多数が参加しました。
27日、ベトナム弁護士連盟は声明を出し、その中で、「ベトナムに対する中国側の挑発行為は国連憲章や、1982年国連海洋法条約、2002年のDOC=海上行動宣言、海上問題解決に関する両国間の合意に違反している」と非難しました。
この数日間、国際世論はベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海における緊張情勢に懸念を表明し、その中で、中国がフィリピンなどと領有権を争う南シナ海まで一枚に収めた地図を認可したことが注目されています。
中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグ「海洋981号」を不法に設置すると同時に、1958年、当時のベトナムのファム・バン・ドン首相が 中国の周恩来首相に送った公文書に基づき、ベトナムがホアンサ群島とチュオンサ群島に対する中国の領有権を認めたという中傷論調を行いました。
ビン報道官は「ベトナムが中国を国際司法に提訴することも排除しない」と改めて強調しました。
アメリカのラッセル国務次官補は25日、米中関係に関する議会上院の公聴会で、南シナ海の領有権をめぐり挑発的な行動を取っている中国に対し、「大国として自制する責任がある」と注文をつけました。
26日午前、ホーチミン市で、チュオン・タン・サン国家主席率いるホーチミン市選出国会議員団は、同市祖国戦線委員会のメンバー及び有権者の代表らと会合を行い、第13期国会第7回会議の結果について報告しました。
既にお伝えしましたように、24日ハノイで閉幕したベトナムの第13期国会第7回会議はコミュニケを出し、中国がベトナム排他的経済水域と大陸棚に石油リグを設置し挑発行為を繰り返していることを強く非難しました
25日、メキシコ駐在中国大使館の前で、メキシコ・ベトナム友好協力院や、メキシコ報道機関と政治社会団体の代表はデモを行い、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油掘削設備を違法に設置したことに抗議しました。
先頃、ノルウェーの首都オスロで、「ベトナム東部海域情勢と地域の安全保障への影響」をテーマとした座談会が行われ、ベトナム外交戦略研究所の代表とノルウェーの多数の学者らが参加しました。