ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族の信仰に欠かせないものは礼拝用の本と絵です。その本と絵は、礼拝によって異なり、種類が豊富です。
ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族は結婚を大事にしており、結婚には様々な儀式があり、今も守られています。
ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族は家族を大切にし、家族の伝統を守る意識が強い民族です。また、上下関係を重視し、お互いに尊重しあうのがこの民族の家族の特徴です。
ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族は、ベトナムの54の民族の中で、もっとも大きな祭壇を設ける民族のひとつです。その理由は、この民族は、先祖や神様を祀るなど原始的な信仰のほか、儒教、仏教、道教の影響を受けていることにあります。祭壇を見るだけで、サンチ族の信仰がわかるとよく言われています。
ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族は、昔話、舞踊、民謡など豊かな民間芸能で知られています。中でも、「シンカー」(Sinh Ca)と呼ばれる歌垣は民謡の一種で、一番魅力的な芸能の一つであると評されています。
ベトナム東北部に居住している少数民族サンチ族は定住型農業に従事する民族で、稲作を本業としており、水稲の歴史が長い民族の一つです。また、果樹と薬用植物の栽培及び畜産もやっています。それらはこの民族の主たる生計ですが、現代生活の影響で、自給自足の生産方式から商品化が進んでいます。
ベトナム東北部にはサンチ族の少数民族が居住しています。2009年の国勢調査によりますと、その人口は約17万人で、半分以上はトゥエンクアンとタイグエンの両省に住んでいます。サンチ族は定住型農業に従事する民族で、社会構造がしっかりとしています。
ベ トナム最北端のハーザン省に集中的に居住している少数民族ロロ族は春祭りやトウモロコシ狩り祭り、雨乞い祭りなど独特の祭りがたくさんありますが、中 でも、雨乞い祭りは最も重要な祭りの一つです。
ベトナム北部山岳地帯のハーザン省とカオバン省にまとまって居住している少数民族ロロ族は、2009年の国勢調査によりますと、人口は4500人以上で、ベトナムの54の民族の内、最も少ない民族です。しかしながら、今もなお独特な伝統文化を保っていることで知られています。
ベトナム最北端のハーザン省に集中的に居住している少数民族ボーイ族は少ない人口ながら、今なお独特の伝統文化を保っています。それは衣服や建築から結婚や葬儀の習慣まですべてボーイ族ならではのものです。
ベトナムに住む54の民族の中で、ボーイという少数民族は最も人口が少ない民族の一つです。現在、ボーイ族の人口は約3千人で、ベトナム北部山岳地帯に居住しています。中でも、最北端のハーザン省に集中していますが。ボーイ族は人口が少ないものの、豊かな伝統的文化を保っていることで知られています。
ベトナム最北端のハーザン省に住む少数民族プペオ族にとって、森は日常生活だけでなく、精神生活にも欠かせない存在です。毎年、プペオ族の人々は森の神に対する礼拝の儀式を行い、自然災害がなく、農産物と畜産物が繁殖して豊かになることを祈ります。
ベトナム最北端のハーザン省に住む22の民族の一つである少数民族プペオ族は、独特の文化を誇りとして現在も多くの伝統的な文化を保っています。その中で、婚礼の儀式はその誇りの一つです。
ベトナム最北端のハーザン省に住む少数民族プペオ族は、今も独特の文化や習慣を守っていますが、その中でも民族衣装は大切にされています。この民族の服装は他の少数民族と違って地味ですが、作るのは簡単ではありません。
ベトナム最北端のハーザン省に住む少数民族プペオ族を語るなら、この民族の家を抜きにして語ることは出来ません。家の骨格は木造ですが、壁は土で固められるのが特徴です。プペオ族の人々は家族の生活とその親戚の成功はその土地とその家に大いに左右されると考え、家を生活上の最も重要なものとしています。
中国に隣接するベトナム最北端のハーザン省に少数民族プペオ族が住んでいます。人口およそ1000人のプペオ族は、ベトナムの54の民族の中で人口が最も少ない民族ですが、独特の伝統や習慣などを持ち多民族国家のベトナムの豊かな文化を支えています。
中国と隣接するベトナム東北部クァンニン省ビンリェウ県は3万人の人口を擁していますが、そのうち、25%は少数民族ザオ族です。ここのザオ族は「忌み嫌いの日」いわゆる「タブーの日」という独特のイベントで有名で、観光客を魅了しています。
ベトナム中南部に住む少数民族ラグライ族の叙事詩は精神生活では、欠かせない存在で、この民族の伝統文化の保存に重要な役割を果たしています。
ベトナム中南部に住む少数民族ラグライ族の最も代表的な楽器として「マレー」というドラと「チャピ」という弦楽器が挙げられます。この2つの楽器は音色が似ていますが、マレードラは大きな財産というべき、お金持ちのものである一方、チャピは庶民の楽器です。
ベトナム中南部に住む少数民族ラグライ族の代表的な楽器として、マレーというドラ、石でできた「ダン・ダ」( Dan Da)という独特の楽器、サラケル( Sarakel)という笛、チャピ(Chapi)という弦楽器などが挙げられます。ラグライ族の人々の精神生活では、楽器は親しい友人のような存在で、新 米祭りやボマ儀式などすべての行事に欠かせないものとなっています。